2018年1月
ある製薬会社が細胞透明化薬、いわゆる透明人間になることができる薬を開発し、無料で個人宅あてに送付し始めた。
副作用なし、個人差はあるがその効果は約5カ月継続するとのことであった。
だれもが1度は抱いた夢の薬である。
人々はこれを服用し、日本人の大半、世界の人口の大半は透明人間となった。
日本政府野党は犯罪防止のため赤外線ゴーグルの無料配布を訴えたが、与党はこれを良しとしなかった。
同年1月
日本及び世界各国は深刻な食糧危機に陥っていた。
しかし同年7月
この事態は何もなかったかのように収束に向かい、食糧需給率は安定した。
同年6月
日本及び世界各国の各地に大きな大きな穴が掘られ、10日後に埋められた。
映像を見る限り、ただ穴を掘って埋めただけだった。
世の中には不思議なことがあるものだねと声を震わせながら非透明人間たちは言った。
ショートショートショートショート…
返信削除自称コピーライターはどこにいったんだろう。
返信削除そろそろ書くよー。いま、本業がちょっとだけ忙しくて疲れてました。
返信削除がみさん、無理せず、がんばってください。
返信削除お酒ですお酒。
「とうめいにんげんなんだけど」という歌によると透明人間のクレヨンも透明らしいんだけど、透明人間は透明なクレヨンが見えているのかな。まあどうってことないんだけどという話はまたの機会に。
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