「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。
しかし、わたしたちは言っておく、悪人に手向かってはならない。
だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」
とマタイによる福音書5章38-39節には書かれている。
「右の頬を打たれたら、左の頬も差し出せ」とはよく言われていることだ。
ある文章の1節だけ取り出してああだこうだ言うのはいけないことだとは思うが、
今日はこれについて話しておこう。
右の頬を打ったのにもかかわらず左の頬まで差し出されたら、
多くの善良な人はショックで出しかけた手を引っ込めてしまうかもしれない。
でも世の中には差し出された左の頬もなんなく打ってしまう人がいるはずだ。
しかし左の頬を差し出した後のことが38-39節には何も書かれていない。
だからあなたがそのような相手に出会ってしまった場合のために追記しておきたい。
「だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も向けなさい。(以下追記部分)
左の頬も打たれたら、あなたは正面を向き、相手の目を見なさい。
『もしあなたが3度わたしを打ったなら、わたしは全力であなたを後悔させるでしょう。』
というテレパシーを目で伝えなさい。一生懸命伝えなさい。
それでも相手があなたの鼻っ柱を打ったなら、あなたは開いた手のひらを握り締め
拳をつくりなさい。足を肩幅に開き、右足を40cm後方にずらし、右かかとを浮かせなさい。
半身の体勢をとり、右拳をあごの位置に、左拳は目の高さまで上げ、軽くひじを締めなさい。
あごを引くのを忘れないように。瞬時に構えられるように日ごろから訓練をしておきなさい。
ジムに通うのも良いでしょう。そして蝶のように舞いなさい、蜂のように刺しなさい。
息を吐きながら、あなたの拳を相手に差し出すのです。
左の頬を差し出した先程の素直なあなたのように。遠慮はいりません。
しかし、わたしたちは言っておく。顔はやめなさい、ボディにしておきなさい。」
以上。少々説明っぽくなってしまったが、だいたいこのような感じでどうだろうか。
黙って3度も打たれる人なんて仏様でもない限りいないだろうけれど。
冗談でもこういうことを書くと
返信削除天罰が下るのではないかなと思う。
あーめん。(きのした)
あーめん。
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