2011/12/05

仮説

「クリスマスなんて、どうでもいい」

この「なんて」と同じ意味になるように、

「クリスマス」を別の言葉に置き換えて「○○なんて、どうでもいい」という一文を作れ。

と問われたら、一番しっくりくる単語は何だろうか。

「花火大会なんて、どうでもいい」

これも間違いではないと思う。


しかし、いちばんしっくりくる単語を、私は「巨乳」だと考える。

「巨乳なんて、どうでもいい」

Yahoo辞書で「なんて」の意味を調べると次のように書いてある。

なんて「副助詞」
『[副助]《副助詞「など」に格助詞「と」の付いた「などと」の音変化》名詞、名詞に準じる語、活用語の終止形に付く。1 ある事物を例示して、それを軽んじたり、婉曲(えんきょく)に言ったりする意を表す。』

では、上の一文の場合、クリスマスを軽んじているだろうか。

文法上は、確かに軽んじている。

しかしそれを言ったときの主人公は、クリスマスをけっして軽んじていない。

あるのは、「意地」「嫉妬」「羨望」「妄想」「悲壮」「決意」「期待」「友情」「宗教上の理由」と、いったところだろう。

ほかにこれらを全て網羅する言葉があるだろうか。

巨乳以外に私は知らない。

「花火大会なんて、どうでもいい」

前後の文脈があれば、理解できなくもないが、少し、弱い。

そもそも花火と宗教は結びつきにくい。

やはり、「巨乳」だ。

巨乳は信仰だ。

これをクリスマス巨乳説とする。


今年ももうすぐクリスマスがやってくる。

皆さまに幸せなクリスマスが訪れますように。

もちろん、巨乳と言い換えてもらっても構わない。

2 件のコメント:

  1. これを書いたのは貧乳と付き合ってる男だ。
    と、仮定してみる。

    返信削除
  2. 僕には「人生」がしっくりきます。
    「命」とは思いませんが。
    暗くてすみません。
    おもしろかったです。

    返信削除